MENU閉じる
お問い合わせ
花ごころメディア

花ごころメディア

週刊ラジオトーク
2015.02.18

ラミウム

今回は、寄せ植えやハンギングバスケットなどによく利用される「ラミウム」です。シソの葉を小さくしたような形の葉で、真ん中に銀白色の筋模様が入ります。地面を這うように伸びていくので、地面を覆う、グラウンドカバーとして使われることが多かったのですが、葉の美しさから、最近はカラーリーフとして人気があり、花の無い時期も楽しめます。

 

花は、春3~5月に、小さな花が穂のようにまとまって咲きます。花の色は、黄色や紫、ピンク、白などがあります。直射日光に弱いので、半日陰で育てますが、半日陰でもよく花が咲くので、「シェードガーデン」にも重宝します。

 

美しいシルバーリーフの「ヘルマンズブライト」は、白色の葉に緑色の筋が入ったように見えます。黄色に近い黄緑色の葉の「ゴールドラッシュ」なら、日陰も明るい印象になります。花が大きい「ラミ」シリーズは、よく枝分かれして株一面に花が咲くので、見応えたっぷりです。

 
お店で選ぶときは、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色つやの良いものがおススメです。冬の寒さには強いので、戸外で育てられます。鉢植えなら、鉢底にはゴロ石の「鉢底石」を入れて、土は栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」がいいですよ。這うように伸びるので、地植えにする場合は、株と株の間を20㎝くらいはあけるようにしましょう。

 

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりです。土が乾燥すると、葉が直ぐに茶色くカリカリになってしまうので、美しい葉を保つためにも、水やりを忘れないように注意しましょう。栄養たっぷりの花ちゃん培養土なら、肥料は特に必要ありません。花穂の花が全て咲いたら、切り取りましょう。

 
梅雨の時期に、蒸れて弱ったり、腐ってしまうことがよくあります。梅雨前に、枝を空かすように軽く剪定して、風通しをよくしておきましょう。初心者でも育てやすいので、ハンギングバスケットにして、一年中美しい葉を楽しんではいかがですか?
 

来週は、小さなスイトピー「コンテナスイトピー」をご紹介します。お楽しみに。

 


関連コンテンツ

お問い合わせ

商品・サービスに関するお問合せは、こちらへ。